●2008年を振り返って
2008年は本当にいい年だった。今まで生きてきた26年間の中で一番いい一年だったと思う。
自分が夢として掲げてきた事、「自分のやりたくない事は何一つやらなくても良い環境。自分のやりたい事だけをやって暮らしていける環境を手に入れる事」。
2007年、当時付き合ってた彼女には良くそんな話をした。彼女もそれを応援してくれた。
そんな夢を追いかける暮らしに違和感を抱き始めたのはいつ頃からだろうか。夢に邁進するあまり、自分はつまらない人間になっていた。常に焦燥感と不安感を抱え、ただひたむきに仕事をし、駆け足で家に帰り、家ではひたむきに勉強をしたりソフトを作ったり。テレビを見る時間や、本を読んだりする娯楽の時間を心から楽しむ事ができず、いつも何かに追われていた。お前はそれでいいのか。そんな事をしていていいのか。そんな強迫観念が、常に頭の中を支配していた。
そんな状況で2月に温泉旅行に行った。自分が未熟だった為、無意味にある人を傷つけた。入社してから色んな相談に乗ってきたから彼女は自分に対して好意を抱いてくれてた。だけど、自分はそうじゃなかったからどう接すればいいのか分からなかった。その時自分が選んだ選択肢は、間違っていた。それは、「冷たく接する」っていう選択肢だった。その選択肢を選んだせいで、極限まで彼女を追いつめた。
ある日、泣きながら「こんな状況じゃ、気まずくて仕事できません」と言われた。その時に初めて、自分の過ちに気づいた。自分は彼女の気持ちを見て見ぬふりをしていた。
その時、素直に「自分にとって君は恋愛対象じゃない。だから、あえて冷たく接してきた。でも、それは間違ってた。ごめん」って話をした。それからは丁寧に、ただひたすら丁寧に彼女には接しようとした。それはまるで、壊れやすい陶器でも扱うかのように。自分が見てるサブシステムを彼女が抜けてからも、それは変わらなかった。
そんな中、新しい恋も生まれた。自分には仲のいい後輩がふたりいて、そのふたりは3月に付き合いはじめたんだけど、彼らからはすごくたくさんの事を学んだ。日々を楽しく過ごしていく事の大切さ。人を愛するってのは、一体どういう事なのか。環境を変える意識を持つ事の大切さ。彼らとはどんなくだらない事でも話をしてきたから、一緒にいるとすごく安心した。
そして自分も人を好きになった。4月、あまりに苦しそうな彼女を見て、どうしても放っておけなかった。それから、ゆっくり、ゆっくり彼女の事を好きになっていった。
こんなにも人を愛おしいと思った事は今までに無かった。彼女から何一つ得るものが無かったとしても、純粋に彼女に与えたいと思う気持ちでいられる事が何よりも嬉しかった。だから、振られた時も傷つかなかった。
それは仕事の面にもつながっていた。彼女を助けたいという気持ちもあり、仕事の環境を変えようと思った。もっとみんなが幸せを感じられる環境にできないだろうか。そんな事を考えながら仕事をした。
そして、最後を締め括ったつま恋旅行。主役のベースには卒業ライブという素晴らしいプレゼントができた。あの日した「幸せすぎて、このまま死んでもいい」って話、あれは本心だった。
自分にとって、2008年は成長の年だった。大抵の事では動じなくなったし、無意味な焦燥感や不安感も無くなった。弱さをさらけ出せる強さを持てるようにもなったし、落ち込む事も少なくなった。
あとは、新しい友達ができたり、姉の結婚・妊娠、リーダーの結婚、慕ってた先輩の出産なんかも、嬉しいニュースだった。そういえば今さらだけど、ご祝儀は2で割り切れない数字の方がいいらしいよ。ふたりの別れを予感させる不吉な数字とされるから。姉の結婚式のご祝儀に20万渡したんだけど、失敗だったね(笑)
まぁ何はともあれ、2009年もきっと幸せな一年になると思う。