●ぼくの生きがい
自分はモノを作るのが好きだ。
小さい頃は、レゴで延々ブロックを組み立てたり、一人でテープレコーダーに声を吹き込んでラジオドラマっぽいものを作ったり、ビデオカメラの前で小さな人形を動かしながら声をつけて遊んだり、ひたすら絵を描いたり、マンガを描いたり、そんなことをして遊んでいた。うん、ネクラだね(笑)
大人になってからもそれは変わらず、曲を作ったり、パソコンのソフトを作ったりする時間が大好きだった。
いつか、そうやって夢中で作ったモノの中から何かひとつ、生きがいを探せたらいいと、そう思っていた。そして、大学生の自分がその時に出した答えは、パソコンのソフトを作ることだった。だから、今の業界に入った。
仕事は好きだ。学べることはたくさんあるし、やりがいもある。何より自分自身の成長につながる。ただ、「それでは、あなたの趣味は何ですか?」と聞かれたら、はてさて…と思う。
今までは、「曲を作ること」と「ソフトを作ること」、そう答えてきた。でもその答えは明らかに自分自身を苦しめていた。
『お前はその2つさえやっていれば幸せなんだろ?』
自分の中でそんな声が聴こえては、違和感とストレスが溜まっていった。
どうやら自分はそんなに単純な人間でも、純粋な人間でもなかったらしい。毎日おんなじことをやり続けていたら、飽きた。
結局、自分の趣味は「モノを作ること」だった。「曲を作ること」と「ソフトを作ること」、その2つの枠は自分自身を窮屈にしていた。もっと自由になりたい。それが本当の気持ちだったんだ。
だから。手当たり次第に色んなモノを作って遊びながら、人とのつながりを大切に生きていく。きっとそれが今の自分が考えられる一番の生きがいかな。