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2009/07/24(金)

●夜


夜。自分にとってのそれは、「寂しさ」という概念を内包した言葉。

一日が終わる。もうきっと、誰もが寝静まった時間。自分はまだ思考をしずめられずにいる。

明日はうまく生きられるだろうか。何事もなく一日が終わるだろうか。もし、眠れないままに朝を迎えたとして、ちゃんとその日一日を過ごせるだろうか。

強い不安感にかられ、少しずつ、少しずつ、余計に目がさえてくる。


過去、不眠で悩んだことがある。それは高校時代。言い知れぬ不安感から、寝つくことができず、担任に相談した。あの日の疎外感は忘れられない。

「大人なら寝酒って手があるけどなぁ。酒を飲めないお前には難しいな」


それから色んなことを試した。リラックスするためにヨガの呼吸法を学んだり、なるべく快適な空間にするために部屋をいい香りにしてみたり、音楽を聴いてみたり。

これといった効果はなかった。最終的に一番効果があったのは、「諦めること」だった。

「このまま眠れないまま朝を迎えたって、どうってことないや」

本当にそのまま朝を迎えてしまったこともあった。だが、それも予定通り。自分でかけた「どうってことないや」という暗示が効いてか、眠くはあったが意外にどうってことなかった。

開き直ること。それが一番心をしずめた。

今でも不安感から眠れないことは良くある。それでも、寝酒という手段を選ぶことはない。あの日の疎外感が忘れられないからだ。


夜。自分にとってのそれは、「寂しさ」という概念を内包した言葉。

一日が終わる。もうきっと、誰もが寝静まった時間。自分はまだ思考をしずめられずにいる。


追伸
昔、友達に向けて、「前に不眠で悩んでた友達はこんなことを言ってたよ~」という話をしたことがある。あれは恥ずかしさから友達っていう話にしたんだけど、他ならぬ自分自身のことだったんだ。ごめんね。

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