●母親にドラゴンボールを読ませてみた
漫画は面白い。それは現代を生きる若者にとっては共通の認識であろう。
コマ絵の連続によって経緯が描かれ、フキダシによってセリフが表現される漫画。現代の若者で、漫画を読んだことのない人というのもめずらしいんじゃないかと思う。
だが、それが上の世代となると話が変わる。家の母親(54歳)は漫画を読んだことがない。単純に今までの人生で、漫画というものに触れる機会がなかったらしい。
そこで国民的漫画である『ドラゴンボール』を母親に読ませてみた。
「じゃあ読んでみる」と言い、ドラゴンボール第1巻を片手に自分の部屋に入っていく母親。
待つこと2分。部屋から出てきた母親は本を差し出しながらこう言った。
「ムリッ!」
詳しい事情を聴いてみた。
「だって恐竜がしゃべるんだもん」
ドラゴンボールは母親の想像力の限界をこえていたらしい。